LibreOffice Calc 4.3でセルに分数を入力する
ここで使用しているのは、LibreOffice Calc 4.3.3
4分の1を「1/4」のようにセルに入力すると通常は日付と認識されて「1月4日」などに置き換えられてしまう。これを分数としてセルに認識させるには主として2つの方法があるようだ。
1つは「0 1/4」のように0とスペースを先頭に加えて帯分数の形にして入力する方法。もう1つはセルの書式設定を使う方法。セルの書式設定は次のような手順で行う。
- 分数を入力するセルを有効にする。複数のセルを同時に有効にするにはマウスを右クリックしたまま移動させる。するとそのセルまたは複数のセルが紺色に変わる
- 有効にしたセルの上で右クリックして表示されたメニューから「セルの書式設定」を左クリックして選ぶか、または、メニューバーの「書式」から「セル」を左クリックして選ぶ。するとダイアログを開く
- ダイアログの「数値」タブを左クリックして選ぶ
- カテゴリーの中から「分数」を左クリックして選ぶ
- 形式の中から「-1234 10/81」を左クリックして選ぶ。書式コードが「# ??/??」になっていることを確認
- 「OK」を左クリックで選んでダイアログを閉じる
書式コードが「# ?/?」であるとセル上では帯分数が表示される。
いずれも数式バーの数式入力ブロックでは小数として表示される。循環小数は15桁で四捨五入されるようだ。
1/2や1/4や3/4がそれぞれ½や¼や¾に
1/2や1/4や3/4とセルに入力するとそれぞれ½や¼や¾に自動的に置き換えられてしまうことがある。これはオートコレクトという機能のため、次の手順で解除できる。
- メニューバーの「ツール」を左クリックで選び、表示されたメニューから「オートコレクトオプション」を左クリックで選ぶ。するとダイアログが表示される
- ダイアログの「オプション」タブを左クリックで選ぶ
- 「置換リストを使う」のチェックを左クリックで外す
- 「OK」を左クリックで選んでダイアログを閉じる
コメント
コメントを投稿