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10月, 2020の投稿を表示しています

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学校に通わないで学んだことを記しています。間違っているところが何かありましたらご指摘下さると幸いです。コメントに対する返信が遅れる可能性があります。その場合は申し訳ありません。

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Debian GNU/Linux 10でsnapdの削除をしようとしたらエラー

基本ソフト Debian GNU/Linux 10 (baster) Linuxカーネルのバージョン 4.19.0-11-amd64 APTのバージョン 1.8.2.1 snapdのバージョン 2.37.4 APTを使ってsnapdをパージするときに次のようなエラーメッセージが表示されて無事に削除が完了しないことがある。 Removing snapd cache rm: '/var/cache/snapd/aux' を削除できません: ディレクトリです dpkg: パッケージ snapd の処理中にエラーが発生しました (--purge): installed snapd package post-removal script subprocess returned error exit stat us 1 処理中にエラーが発生しました:

LibreOffice 6 Calc - セルの相対参照と絶対参照

LibreOfficeもしくはApache OpenOfficeのCalcのセルは、Microsoft Excelのセルと同様、列名を示すアルファベットの大文字と行名を示す自然数との組み合わせでA2やB4のように参照することができる。 参照とは、A2やB4などと入力することによってそれらのセルの値を別のところから指し示すことができることを意味する。別のところというのは例えば別のセル。 ただし別のセルにA2やB4などとただ入力するだけではそういう文字列だと認識されてしまう。それが別のセルを指し示す参照であることを示すには、それらの先頭に=をつけてそれが式であることをCalcに知らせる必要がある。要するに=A2や=B4のように入力する。 =A2や=B4のようにセルに入力すると、それが指し示しているA2というセルまたはB4というセルに入力されている値がそこに表示されるようになる。 この参照という機能を使えば、=A2 + B4という式を入力してその答えの値をそのセルに表示させることができる。=A2 + =B4でないことに要注意。=は式の先頭にのみ付ける。 相対参照とはベクトル 実を言えば、A2やB4といったセルの参照方法は相対参照を表わしている。本当は$A2や$B4と表わさなければならない。$A2や$B4とする参照の仕方を絶対参照と呼ぶ。 じゃあ、相対参照と絶対参照では何が違うのか。 相対参照はそれを入力したセルと参照対象になるセルとの間の距離を計っている。 どういうことかと言うと、セル$A2に64という値が入力されていてセル$B4に=A2という式を入力したとする。そうするとセル$B4には64と表示される。ここまでは絶対参照と同じ。 でも実際には=A2は、$A2の場所が$B4から見て左へ1つ、上へ2つ移動したところにあるという相対的な位置関係によって参照している。相対参照とはシートを平面上のデジタル的な座標と考えた場合のデジタル的なベクトルのようなもの。 相対参照であることはその式をコピーしたときにはっきりと分かる。 セル$B4に入力した式=A2を別のセル、例えば$C3というセルにコピーしてみる。そうすると、コピーした式が自動的に=B1に変わってしまう。相対参照ではその式が文字通りにコピーされない。参照先が変わってしまう。 LibreOffice

LibreOfficeのWindows10へのインストール時エラーの対処法

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LibreOfficeの現時点での最新版LibreOffice 7.0.1を公式サイトからダウンロードし、Windows 10へインストールする過程でエラーが生じ、インストールに失敗してしまった。 今回はこの問題への対処法を含めてLibreOfficeのダウンロードとWindows 10へのインストールの手順を記す。 公式サイトからLibreOfficeをダウンロード LibreOfficeの 公式サイト へウェブ・ブラウザでアクセスし、上のほうのナビゲーション・メニューにある「ダウンロード」というメニュー中の「ダウンロード」を選ぶ。そうするとダウンロード・ページへと遷移する。 ダウンロード・ページにはLibreOfficeの最新版とやや旧い安定板が表示されるので、いずれかを選ぶ。以降、最新版(現時点では7.0.1)を例に挙げる。 インストール対象となるオペレーティングシステムの種類(ここではWindows 10)を選ぶ。Windowsの場合は32bitか64bitの選択肢があるので、使っているマシンとOSに合わせて適切なほうを選ぶ。以降、64bitを例に挙げる。 「ダウンロード」を押し、LibreOffice_バージョン番号_Win_x64.msiをローカル・ディスク上の任意のフォルダー(ディレクトリとも言う)に保存する。ここでは「ダウンロード」(downloads)というフォルダに保存したことにする。 一方、ダウンロード・ページには「LibreOffice built-in help」の下に「(Torrent, 情報)」と書かれたハイパー・リンクが張られているはず。この「情報」のほうを開くと、そこにダウンロードしたファイルのハッシュ値が記されているはず。これを次に利用する。 ダウンロードしたファイルのハッシュ値を調べて照合するためにPowerShellを起動する。 ダウンロードしたファイルの保存先フォルダへとcdコマンドによって移動する。 > cd downloads lsコマンドによってファイル一覧を表示させる。その一覧の中から、ダウンロードしておいたmsiファイル名全体をアクティブな状態にしてCtrl+cキーを押し、ファイル名をコピーする。 > ls PowerShell上で次のように入力し、ダウンロードしたファイルの

Visual Studio 2019にはC++のためのフォームデザイナーがない件

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Visual Studio 2019を利用してC++でWindowsフォームアプリを作成しようと「新しいプロジェクトの作成」で「Windowsデスクトップアプリケーション」を選んでみたものの、フォーム・デザイナーが見当たらないことに気が付いた。ユーザー・インターフェイスはソースコードを直接いじれということか。これは厳しい。 C++を諦めてC#でフォームをデザインしろというのが常識的な対処法になるのかもしれないが、それでもC++で作る必要があるという隙間需要を考慮し、今回はこの問題に対処する二通りの対処法をインターネット上で見つけることができたので紹介したいと思う。 Visual Studio Installerでは、「.NETデスクトップ開発」と「C++によるデスクトップ開発」にチェックを入れてインストールしておいたのだけれど、これだけではデフォルトで「ビルドツールC++/CLIサポート」がインストールされないようだ。これを追加インストールする必要がまずあった。その手順は次のとおり。 対処法1 コードを追加する方法 Visual Studio Installerをまず起動した。 「インストール済み」のVisual Studio **** 2019に対して「変更」を選んだ。 「ワークロード」タブで「.NETデスクトップ環境」と「C++によるデスクトップ環境」の両方にチェックが入っていることを確認した。 「個別のコンポーネント」タブを選び、「C++/CLI」として検索した。そうするとビルドツールのC++/CLIサポートの一覧が表示された。 この執筆時点では「v142ビルドツール(14.27)のC++/CLIサポート」がどうやら最新版のように見えたのでこれにチェックを入れた。 そうしておいてからそのダイアログ・ボックス右下の「変更」ボタンを押した。 これでダウンロードとインストールが自動的に行われるので、しばらくの間待つ。 インストールが完了したが、「警告あり」と表示されてしまった。「問題の表示」によればMicrosoft.VisualStudio.AspNetDiagnosticPack.Msiのインストールに失敗したらしい。ここではこの問題には対処せず、無視して次の手順に進んだ。 Visual Studio Installerを終了