ローマ字読みできないスペイン語の子音
スペイン語の子音字は、母音字と同様、ローマ字読みが基本的にできます。しかし、注意すべき例外がいくつかあります。それらの点についてここに記しておきます。 //で挟んであるのは発音記号です。ただし厳密ではありません。発音記号中のアポストロフィ/ˈ◌/はその直後の音節に強勢があることを示しています。強勢(acento léxico)とは、その音節が相対的に高い音程で若干長めに呼気を強めてはっきりと発音されることです。強勢のある音節はスペイン語でsílaba tónicaと呼ばれています。 スペイン語では、単語の強勢が母音字の上のアクサン記号によって綴られる場合があります。スペイン語ではアクサン記号のことをacento gráficoやtildeと呼んでいるようです。gráficoという単語のaの上にあるのがそれです。それが綴られるかどうかはスペイン語の綴り方の規則に従って単語ごとに決まっています。この点については別の機会に説明するつもりです。 bとv スペイン語では、bとvの音は日本語と同じく区別されず、いずれも/b/と発音されます。ただし、有声子音の前のfが/v/と発音されることがあります。 vino /'bino/ ぶどう酒、virus /'biɾus/ ウィルス、ビールス、bonita /bo'nita/ きれいな、por favor /poɾfa'boɾ/ お願いします、saber /sa'beɾ/ 知っている w wは外来語の表記に使われ、多くの場合/w/と発音されます。/b/と発音される場合もありますが、その場合はvで綴られている可能性が高いです。 whisky /'wiski/ ウィスキー、western /'westan/ 西部劇、Washington /'waʃiŋton/ ワシントン、Volkswagen /bolks'waxen/ /folks'waɡen/ フォルクスワーゲン、wáter -> váter /'bateɾ/ トイレ ca, qui, cu, que, co 日本語で言うところのカ行はスペイン語ではca, qui, cu, que, coと綴られてカ、キ、ク、ケ、コと読まれます。ただし、外来語ではkがカ行で発音さ...