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1月, 2021の投稿を表示しています

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学校に通わないで学んだことを記しています。間違っているところが何かありましたらご指摘下さると幸いです。コメントに対する返信が遅れる可能性があります。その場合は申し訳ありません。

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MariaDBかMySQLでmysqlシェルを用いてテーブル作成

mysqlシェルを起動 mysqlシェルを起動。-uはユーザーを指定する。そのユーザーにパスワードを設定してある場合は-pを指定する必要がある。 $ mysql -u testuser -p Enter password: (中略) MariaDB [(none)]> データベースを新規作成する。SQLなので構文の終わりに;(セミコロン)を忘れずに。 MariaDB [(none)]> CREATE DATABASE mydatabase; Query OK, 1 row affected (0.000 sec) SQLは大文字である必要はない。 データベースの一覧を表示 存在するデータベースの一覧を表示する。 MariaDB [(none)]> SHOW DATABASES; +--------------------+ | Database | +--------------------+ | information_schema | | mydatabase | | mysql | | performance_schema | +--------------------+ 5 rows in set (0.000 sec) データベースを削除するには DROP データベース名; と入力する。 アクセス対象にするデータベースを選択 USE構文を用いて特定のデータベースを使用することをシェルに伝える。 MariaDB [(none)]> USE mydatabase; Database changed MariaDB [mydatabase]> [(none)]が[指定したデータベース名]に変わる。 列(カラム)を定義してテーブルを作成 CREATE TABLE構文を用い、データを記録する形式となるテーブルを作成する。 MariaDB [mydatabase]> CREATE TABLE persons ( -> id INT UNSIGNED NOT NULL AUTO_INCREMENT, -> p_name VARCHAR(20) NOT NULL, -> f_name VARCHAR(2

Debian GNU/Linux 10でMariaDBとLibreOffice Baseを接続

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この記事では、Debian GNU/Linux 10のユーザーがデータベースソフトウェアであるMariaDBと同じくデータベースソフトウェアであるLibreOffice BaseとをJDBCドライバを介して接続し、LibreOffice BaseをMariaDBサーバーのクライアントとして利用するまでの準備を記す。 前提となるオペレーティングシステムとソフトウェアのバージョンは下のとおり。 $ lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Debian Description: Debian GNU/Linux 10 (buster) Release: 10 Codename: buster $ mariadb --version mariadb Ver 15.1 Distrib 10.3.27-MariaDB, for debian-linux-gnu (x86_64) using readline 5.2 $ libreoffice --version LibreOffice 6.1.5.2 10(Build:2) MariaDB Connector/Jをインストール ODBCまたはJDBCを介して両者を接続する必要があるので、ここではJDBC互換のドライバであるMariaDB Connector/Jをインストールする。 Debian 10の公式リポジトリからAPTを用いてlibmariadb-javaというdebパッケージをインストールする。この処理にはオペレーティングシステムの管理者権限が必要。 $ su # apt update; apt install libmariadb-java MariaDBサーバーが作動中かどうか MariaDBサービスが稼働していることを確認する。 # systemctl is-active mysql active MariaDBサービスが稼働していなければ開始する。 # systemctl start mysql LibreOffice Baseを起動する。 LibreOffice BaseをMariaDBと接続する 特定のデータベースを引数に指定せずにLibreOffice Baseを起動すると、LibreOffic

MariaDBをDebian GNU/Linux 10にインストールして使うまでの準備

この記事では、Debian GNU/Linux 10にデータベースサーバーであるMariaDB(MySQLの派生)をインストールし、ユーザーの作成やパスワードの設定を行なう手順について記す。ここで前提とするオペレーティングシステムは次のとおり。 $ lsb_release -a No LSB modules are available. Distributor ID: Debian Description: Debian GNU/Linux 10 (buster) Release: 10 Codename: buster MariaDBをインストール debパッケージになったものがDebian GNU/Linux 10の公式リポジトリにある。例えばコマインドライン上でAPTを用いてそれをインストールするには次のようにする。その際にはオペレーティングシステムの管理者権限が必要。 $ su # apt update;apt install mariadb-server MariaDBサーバーのみならず、依存関係でMariaDBクライアントも一緒にインストールされるはず。インストールされなければmariadb-clientもインストールする。 # apt update;apt install mariadb-client バージョンの確認 mariadbかmysqlの後に--versionというオプションを付ける。 $ mariadb --version mariadb Ver 15.1 Distrib 10.3.27-MariaDB, for debian-linux-gnu (x86_64) using readline 5.2 サービス(デーモン)の管理 LinuxディストリビューションではMariaDBサーバーはmysqlサービス(/usr/sbin/mysqld)として実行される。サービスはデーモンとも呼ばれている。 mysqlサービスが稼働中かどうかを知るにはsystemctlコマンドの後にis-activeを指定し、その後にmysqlかmariadbを指定。 # systemctl is-active mysql inavtive 稼働中の場合にはactiveと表示され、稼働中でない場合にはinactiveと表示される。なんらか

数式を理解する - 合計を表す演算子Σ(シグマ)入門

理工系または社会科学系の問題を統計学的に論じた書物を閲覧すると、もっともよく見かける数式記号のうちのひとつに大文字のシグマ(Σ)がある。この記号はsigma notationとかsummation notationとか呼ばれている。 シグマ(Σ)は英語の大文字Sに対応するギリシャ文字。数学ではこの文字が総和(summation)を表わすために使われている。ある数の集合の要素をすべて足し合わせることを意味している。+演算子の集合のような役割をこの記号ひとつで果たす。 自然数倍としてのかけ算 自然数倍としてのかけ算も足し算の集合であることがよく知られている。かけ算の場合は足す数のすべてが同じ数に統一されていることという条件が付く。例えば\( 5 \times 4 \)は0に対して5を4回足せと言っている。 \[ x \times y = 0 \underbrace{+ x + x + x + \cdots + x}_{y回} \] \[ 5 \times 4 = 0 \underbrace{+ 5 + 5 + 5 + 5}_{4回} = 20 \] かけ算は同じ比で一様に増加していく 函数 かんすう と見なすことができる。 Σ演算子 じゃあ、一様に増加していかない足し算はどう表わすことができるか。そこでΣ演算子の出番。 \[ \sum_{i=0}^4 i = 0 + 1 + 2 + 3 + 4 = 10 \] iはここではいくつかの数の集合を表わす変数。\( \sum i \)はiという変数を合計することを表わしている。\( i=0 \)はそのiが0から始まることを表わしている。Σ演算子の頭にある4はiが4で終わることを表わしている。 自然数倍としてのかけ算をΣ演算子で表わすと 自然数倍(同数累加)としてかけ算をΣ演算子を使って書き表すと次のようになる。 \[ \begin{align*} 5 \times 4 &= 0 + \sum_{i=1}^4 5_i \\ &= 0 + 5_1 + 5_2 + 5_3 + 5_4 \\ &= 20 \end{align*} \] 次のように簡略に記してもよいかもしれない。 \[ \begin{align*} 5 \times 4 &= \sum_1^4 5 \\ &am