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7月, 2020の投稿を表示しています

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学校に通わないで学んだことを記しています。間違っているところが何かありましたらご指摘下さると幸いです。コメントに対する返信が遅れる可能性があります。その場合は申し訳ありません。

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Debian GNU/Linux 10とVisual Studio CodeでC#プログラミングの準備

.NET Coreは.NET Frameworkの後継とされているフレームワークであり、クロスプラットフォームに対応しており、WindowsとLinuxとMacOSで共通に動作するアプリを開発することができる。.NET CoreのソースコードはMITライセンスに基づいて公開されている。 .NET Core 3.1をDebian 10にインストールし、とりあえずVisual Studio CodeでHello World!を表示させるところまでやってみたので、その手順を簡単に書き留める。 ここではAPTによるインストール方法とSnappyによるインストール方法について扱う。これらのパッケージがサポートされていないLinuxディストリビューションの場合は、バイナリ・ファイルを手動でインストールする方法があり、 公式サイト でそれが解説されている。 CPUアーキテクチャ x86_64 カーネル linux version 4.19.0-9-amd64 インストールされているもの Debian GNU/Linux 10 (buster) Visual Studio Code 1.47 インストールするもの .NET Core SDK 3.1 .NET Core Runtime 3.1またはASP.NET Core Runtime 3.1 C# for Visual Studio Code(拡張機能) .NET CoreのSDKとランタイムをダウンロードしてインストールすると、それらのライセンス契約に同意したことになるので要注意。 Visual Studio CoreをDebian 10にインストールする手順については、以前に覚え書きしておいたので そちら を参照あれ。 .NET Core SDKのインストール ここでは、Debian10へ.NET Core SDK 3.1と.NET Core Runtime 3.1をインストールする手順について書き留める。 XTermなどのターミナル・エミュレータを開く。そしてwgetを使ってpackages-microsoft-prod.debをダウンロードする。 $ wget https://packages.microsoft.com/config/debian/10/package

Debian10上のVisual Studio CodeでC/C++プログラミングの準備

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この記事では、Visual Studio CodeでC/C++によるプログラミングを始めるための準備について書く。Visual Studio Codeがすでにインストールされていることを前提とする。こちらに Visual Studio Codeのインストール方法についての記事 がある。 インストールされているもの Debian GNU/Linux 10 baster Visual Studio Code 1. 47. 1 インストールするもの GNU C コンパイラ (gcc) 8.3.0 GNU Make (make) 4.2.1 GNU デバッガ (gdb) 8.2.1 拡張機能 C/C++ for Visual Studio Code GNU C コンパイラとGNU デバッガのインストール GNU C コンパイラ(gcc)とGNU Make (make)は、Debianの公式リポジトリに置かれているbuild-essentialというdebパッケージに関連付けられているので、これをインストールする。GNU デバッガはgdbというdebパッケージをインストールする。 これらがすでにインストールされているかどうかについて調べるには、ターミナル・エミュレータを起動して次のようにコマンドを入力し、各々のバージョン番号を確認すればいい。 $ gcc -v $ gdb -v $ make -v インストールされていなかったらファイルが見つからないという趣旨のメッセージが表示されるので、それらをインストールする。APTを使ってインストールする場合は例えば次のようにする。この処理にはスーパーユーザー権限が必要になるのでsuかsudoを用いる。 $ su # apt update; apt install build-essential gdb APTのフロントエンドであるSynaptic、あるいはGNOME SoftwareやKDEのDiscoverなど、各々のデスクトップ環境に付属するパッケージ管理ソフトウェアを使っている場合には、普段どおりにそれらを用いてインストールしたほうがいい。 Visual Studio Codeの拡張機能をインストール Visual Studio Codeを起動し、メニューバーの「表示」から「拡張機能」を

Debian10へのVisual Studio Codeのインストールと日本語化

Linuxディストロ Debian GNU/Linux 10 (Buster) ここでは3つのインストール方法を紹介する。そして最後に日本語化の手順を示す。 ※ Visual Studio Codeをダウンロードしてインストールすると そのライセンス契約 に同意したことになるので要注意。 debパッケージをダウンロードしてインストール Debian, Ubuntu, Red Hat, Fedora, SUSEのような主要なLinuxディストロでは、 Visual Studio Codeの公式サイト の右上のDownloadボタンを押せば、そこから各々のディストロ用のdebまたはrpmパッケージをダウンロードすることができる。 ちなみに、公式サイトにはtar.gzも用意されている。ただし、Windows版では32bitが用意されているが、Linuxでは64bitしかない。 ダウンロードしたdebパッケージをインストールするには次のようにする。ただし、aptというdebパッケージがすでにインストールされていることが前提。 $ su # apt install ./code_1.46.1-1592428892_amd64.deb この方法でインストールした場合、MicrosoftのLinuxソフトウェア用のリポジトリが/etc/apt/sources.list.d/vscode.listファイル内に自動的に登録されるはず。 $ cat /etc/apt/sources.list.d/vscode.list ### THIS FILE IS AUTOMATICALLY CONFIGURED ### # You may comment out this entry, but any other modifications may be lost. deb [arch=amd64] http://packages.microsoft.com/repos/vscode stable main したがって、次のようにしてVisual Studio Codeを常に最新の状態に保つことができると思われる。 $ su # apt update; apt upgrade さらに、Microsoftの公開鍵(signature key)も自動的に登録されるはず。