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Windows10+LibreOfficeで名前を付けて保存「ファイルが見つかりません」問題

Windows10にLibreOfficeをインストールしたが、Documentフォルダ内にファイルを保存しようとして「名前を付けて保存」を実行するが、「ファイルが見つかりません。ファイル名を確認して再実行してください」というエラーメッセージが表示されてファイルの保存ができない。

しかし、メモ帳やワードパッドでは同様のエラーが起こらない。

このような場合、この問題はどうやらWindows10のセキュリティ機能によってDocumentフォルダが保護されているせいで起こるらしい。そのことを確認するために次の手順を踏んだ。

  1. スタートメニューから「設定」を選ぶ。
  2. 「Windowsの設定」というダイアログが開くので、そこの検索フォームで「ランサムウェアの防止」を検索する。
  3. 「ランサムウェアの防止」というダイアログを開いたら、「コントロールされたファイルアクセス」の設定をオンからオフに切り替える。

「ランサムウェアの防止」というダイアログは、「Windowsの設定」「更新とセキュリティ」「Windowsセキュリティ」「ウイルスと脅威の防止」「ウイルスと脅威の防止の設定」「コントロールされたファイルアクセス」の「フォルダーアクセスの制御を管理する」という手順でクリックして開くこともできる。

これによって問題が解決する場合は、原因がこれにあると考えられる。セキュリティのためにオフからオンに戻しておくことを忘れずに。この設定をオフにせずに解決するには次の手順を踏む必要があった。

  1. 「ランサムウェアの防止」ダイアログから「アプリをコントロールされたフォルダアクセスで許可する」をクリックする。
  2. 「許可されたアプリを追加する」の[+]をクリックする。
  3. ファイルを開くためのダイアログが表示されるので、その「ファイル名(N)」の欄にsoffice.binを指定して「開く」をクリック。
  4. soffice.binがパス名とともに「許可されたアプリ」として追加される。
  5. Windows10を再起動する。

soffice.binは隠しファイルなので通常の設定では表示されない。通常のインストールでは"C:\Program Files\LibreOffice\program\soffice.bin"に存在するはず。最後にWindows10を再起動しなければこの設定は反映されないようだ。

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