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Eclipseのインストールと日本語化(Linux編)

Debian GNU/Linux (buster)にEclipse IDE 2018‑12 64bit版をインストールして日本語化してみた。以下にその手順を記す。

ウェブ・ブラウザChromiumでhttps://www.eclipse.org/にアクセスする。そのホームページの右上に「Download」というボタンがあるのでそれを左クリックする。で、「Get Eclipse IDE 2018‑12」という文字列の下にある「Download 64 bit」というボタンを左クリックする。すると、ダウンロード用のページが開かれる。

そこのページにある「Download」を左クリックするとダウンロードが始まるが、その前に「SHA-512」というボタンを左クリックすると表れるハッシュ値をテキストエディタにコピー&ペーストしておく。その後に「Download」ボタンを左クリックしてeclipse-inst-linux64.tar.gzという圧縮ファイルをダウンロードする。

ダウンロードした圧縮ファイルを伸長する前に、ハッシュ関数を使ってこのファイルのハッシュ値を算出する。

$ sha512sum eclipse-inst-linux64.tar.gz
8c85a306efdfc702e735ef90764ee1301273a0d82ba9ea5b1910dfea0a1864bf85bb299dccc736b9868063c6ddc55f99749660a8c553d9895dce8cb9c310bb2f  eclipse-inst-linux64.tar.gz

算出されたハッシュ値がテキストエディタに先ほど貼り付けておいたハッシュ値と一致するかどうか、テキストエディタの検索機能などを使って確認する。一致したら、アーカイバ、例えばXarchiverなどを使ってその圧縮ファイルを伸長する。

伸長すると、eclipse-installerというディレクトリが作られる。その中にあるeclipse-instを実行すればインストーラが起動する。以下はその手順。

$ ./eclipse-installer/eclipse-inst

この画面でどのパッケージをインストールするかを選ぶ。Javaで開発をするつもりだったのでここでは「Eclipse IDE for Java Developers」を選んだ。

この画面ではインストール先のフォルダ(ディレクトリ)を選ぶ。そして「INSTALL」ボタンを左クリックする。

ここで同意を求められる。同意するのならば「Accept Now」というボタンを左クリックする。

この画面でもライセンスへの同意を求められるので、同意するのならば「Accept」ボタンを左クリックする。

この画面では一覧表示された証明書を信頼するかどうか尋ねられるので、信頼するならばそこにチェックを入れる。ここでは二つともチェックを入れた。そして「Accept selected」ボタンを左クリックする。

インストールが完了すると、このような画面になって「LAUNCH」ボタンが表れるでそれを左クリックする。

Eclipseを起動する

インストールによってeclipseというディレクトリができる。その中を探すとeclipseという実行ファイルが見つかるので、それを実行するとEclipseが起動する。

$ eclipse/java-2018-12/eclipse/eclipse

起動用のスクリプトを作ったりデスクトップ環境のメニューに登録しておくと便利かもしれない。

この画面では作業用のディレクトリを選ぶ。選んだら「Launch」ボタンを左クリックする。

Eclipseを日本語化する

Eclipseのメニューなどの日本語化は、次の手順に従って行うことができた。以下にそれを示す。

最上部のメニューで「Help」を左クリックし、表示されたメニュー一覧から「Install New Software」を左クリックする。

この画面では新たなリポジトリを登録するために「Add」ボタンを左クリックする。

Nameにリポジトリの名前として例えば「Babel p2 repository」などと入力し、Locationには次のURLを入力して「Add」ボタンを左クリックする。

https://download.eclipse.org/technology/babel/update-site/R0.16.1/2018-12/

Work with:という項目一覧からここで登録したリポジトリ「Babel p2 repository」を選ぶ。

言語パッケージ一覧が表示されるはずなので、ここで「Babel Language Packs in Japanese」にチェックを入れて「Next」ボタンを左クリックする。

インストールされるパッケージ一覧が表示されるのでさらに「Next」ボタンを左クリック。

ライセンスへの同意を求められるので、同意するのならば「I accept the terms of the license agreement」にチェックを入れて「Finich」ボタンを左クリックする。

言語パッケージのインストールが始まり、その進捗状況が右下のタスクバーに「Installing Software:(48%)」などと表示される。これが100%に達するまでしばらく待つ。

言語パッケージのインストールが一通り完了するとEclipseを再起動するかどうか尋ねられるので「Restart Now」ボタンを左クリックする。再起動されればシステムのロケールが日本語であるならば日本語化されているはず。

ただし再起動後にエラーか警告のメッセージが表示されてしまった。

日本語化されていなかったらインストールが完了されていない可能性があるので再度インストールをして100%になるまでちゃんと待つ必要がある。システムのロケールが日本語でない場合は-nlオプションを使って日本語を指定して起動することで日本語表示が可能になるかもしれない。

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