xineのメニューの日本語文字化け
xineのメニューが表示されず、空白になっている。xineの右クリックメニューの日本語が文字化けするか表示されない問題は伝統的なもので、長い間改善されていない模様。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiMeZhZPMbXvXIifRd7CnQGHynp09P43irMIloLUtPcr9ZSzY72F0PhwXusBZ5xuF-bFnfI0MpVgCkXGuGBAXvGkD_tQ4f-dL5BQTPfT7ol9ZNYGYiw53Cj85Vv9b9eTc7o1sWlaqX36IsE/s320/xine_menu_mojibake.png)
表示されないのは日本語のメニューなので、xtermなどのターミナルエミュレータのコマンドラインで
$ LC_ ALL="en_US.utf-8" xine &
と入力して起動してやれば、文字化けせずに英語のメニューが表示される。
ネット上でいろいろ調べた結果、もう一つの解決法は、フォント設定及びカスタマイズ用のライブラリであるfontconfigを使うこと。fontconfigのパッケージがインストールされていない場合はインストールしておく。
$ su # aptitude install fontconfig
一般ユーザのホームディレクトリに.fonts.confというXML形式の設定ファイルを作成して置いてやる。
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <!-- ~/.fonts.conf for per-user font configuration --> <fontconfig> <!-- Helveticaフォントよりもunifontフォントのほうを選ぶ --> <alias binding="strong"> <family>Helvetica</family> <prefer><family>unifont</family></prefer> </alias> </fontconfig>
これを.fonts.confというファイル名で自分のホームディレクトリ直下に保存する。
binding="strong"はbinding="same"でもよい。<prefer>は<accept>でもよい。いずれにしても私の環境ではうまくいった。日本語文字の表示にunifontを私は使っているので、<alias></alias>タグ内の、フォントのファミリーネームを記述する<family></family>には、unifontと記述した。
その結果がこれ。日本語のメニューがちゃんと表示されるようになった。これで一件落着。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgl3TP_uY6UpYHnJejKcTe_m3htCHCfFOW8GzYV-CFCIs-aSPruS-XkWDwW0kSZeLTAR8_xqHjIYssxznb4_yEkQm1TiZtj8LocssRTav-7UPcI2C_P9xPVC556VZDDFpf9Z715tuIpxKna/s320/xine_menu.png)
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