Debian LennyからGoogle Chromeをアンインストール
前回、dpkgを使ってインストールしたgoogle-chrome-stableは、aptitudeを使ってアンインストールすることできる。私の場合はsudoを使っていないのでsuを使って一時的にrootになり、google-chrome-stableのdebパッケージをアンインストールすることにした。
アンインストールのためのaptitudeのオプションにはremoveとpurgeがあるが、purgeは設定ファイルまでも削除するので、Googleリポジトリが記載されている/etc/apt/sources.list.d/google-chrome.listファイルまでおそらく削除してしまうだろう。私にとってそれは本意ではなかったので、ここではremoveによってアンインストールした。
$ su # aptitude remove google-chrome-stable
これでアンインストールは完了。しかし、インストール時に依存関係のエラーが出て、aptitudeによって追加でインストールしたパッケージ(私の場合はlibxss1)まではアンインストールされなかった。
Googleのリポジトリが記述されているファイルが残っているかを念のために確認した。
$ ls /etc/apt/sources.list.d google-chrome.list
残っていた。このリポジトリファイルまで綺麗さっぱり掃除したければpurgeオプションでアンインストールすればよいと想像するが、ここでは確認しなかった。ただし、purgeオプションでアンインストールしても、各ユーザ用のホームディレクトリに作成される設定ファイル群(~/.config/google-chrome)は、手動で削除しなければならないと思う。
ところで、次のようにしたら、google-chromeのstableバージョン以外にもunstableやbetaバージョンがリポジトリにあることを確認できた。
$ aptitude search google v google-chrome - p google-chrome-beta - The web browser from Google c google-chrome-stable - The web browser from Google p google-chrome-unstable - The web browser from Google p google-sitemapgen - Google Sitemap 用サイトマップジェネレータ p googleearth-package - utility to automatically build a Debian package of Google Earth p libgdata-google1.2-1 - Client library for accessing Google POA through SOAP interface p libgdata-google1.2-dev - Client library for accessing Google POA (development files) p libnet-google-perl - Simple OOP-ish interface to the Google SOAP API p libwww-google-calculator-perl - Perl interface for Google calculator p opensync-plugin-google-calendar - Opensync Google Calendar plugin p python-pygooglechart - Complete wrapper for the Google Chart API
そこで私は、betaバージョンをインストールしてみることにした。
# aptitude install google-chrome-beta
betaバージョンも無事にインストールできた。起動もできた。ちなみに、JavaScriptの有効化・無効化、クッキーに関する設定など、セキュリティ上の重要な設定は、[設定][高度な設定]の「プライバシー」という項目の[コンテンツの設定]内にある。
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