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学校に通わないで学んだことを記しています。間違っているところが何かありましたらご指摘下さると幸いです。コメントに対する返信が遅れる可能性があります。その場合は申し訳ございません。

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数式の表示にはMathJaxを利用させていただいています。数式の表示のためにJavaScriptが有効である必要があります。そうでない場合、訳の分からないLaTeXのコードが表示されます。幾何学図形やチャートの表示にはHTML5 CanvasやGoogle Chartを使用しています。その表示のためにもJavaScriptが有効である必要があります。

LibreOffice Basic 変数 データ型 スコープ 定数 演算子 配列 構造体

LibreOffice Basicの文法はマクロソフトのVBAに似ている。ExcelでVBAを使っている人にとっては覚えやすい。ただしVBAのほうがより厳格なので、VBAの構文がLibreOffice BasicでエラーになるよりもLibreOffice Basicの構文がVBAでエラーになることのほうが多いらしい。 コメントの付け方 アポストロフィ(')かREMで始まってその行末までがコメント。REMは大文字と小文字を区別しないのでremでもREMでもRemでもみな同じ。 '改行までがコメント REM 改行までがコメント rem 改行までがコメント ステートメント 一つの命令や一つの宣言を表すLibreOffice Basicの基本単位がステートメント。文章でいえば一つの文。LibreOffice Basicでは改行によって一つ一つのステートメントが区切られる。改行をまたいで一つのステートメントを記述したい場合にはアンダースコア(_)を使う。また、一つの行に複数のステートメントを記述したい場合にはコロン(:)を使う。 REM **** BASIC **** Sub Main MsgBox("Hello World") '2行に渡って1つのステートメントを記述 MsgBox("Hello") & _ " LibreOffice" '1行に複数のステートメントを記述 MsgBox("Hello Basic") : MsgBox("Good Night") End Sub 文字列定数 Option Compatibleとモジュールの冒頭に宣言しておくと、マイクロソフトのVBやVBAと同じように、次のような文字列定数を使用することができる。Option CompatibleはLibreOffice BasicにVBAと同様の機能を付け加えるためのもの。 vbLf ラインフィード(改行)。C言語でいうところの\n vbCr キャリッジリターン(行頭)。C言語でいうところの\r vbCrLf キャリッジリターンとラインフィード vbTab 水平タブ。C言語では\t vbVerticalTab ...

2進数の桁数(ビット数)で表すことができる数の個数

1桁の2進数で表すことができる数の個数は0と1、つまり合計2個。ちなみに10進数の1桁で表すことができる数の個数は、0から9まで数えて合計10個。 2進数2桁で表すことができる数の個数は、0, 1, 10, 11なので合計4個。2進数3桁で表すことができる数の個数は、0, 1, 10, 11, 100, 101, 110, 111なので合計8個。 一般に、桁数で表すことができる数の個数は、その進法の基数の桁数乗。基数というのは2進法ならば2のこと、10進法ならば10のこと、16進法ならば16のこと。 = 例えば、2桁の10進数で表すことができる数の個数は、 102=10×10=100 と計算されて100個となり、4桁の2進数で表すことができる数の個数は、 24=2×2×2×2=16と計算されて16個となる。 2進数の桁数とそれが表すことができる値の個数を表にしてみた。2進法では桁数はビット数に等しいのでビット数と言い換えてみた。累乗の単位元が1であるので、2の1乗が2になることに要注意。 ビット数と値域の対応表 ビット数 値の個数 1ビット 21=2個 2ビット 22=4個 3ビット 23=8個 4ビット 24=16個 5ビット 25=32個 6ビット 26=64個 7ビット 27=128個 8ビット 28=256個 9ビット 29=512個 10ビット 210=1024個 16ビット 216=65536個 20ビット 220=1048576個 24ビッ...

10進数からr進数への変換

10進数から2進数への変換 例えば35という10進数を2進数へと変換するには、10進数の35を2進数の基数である2で35が0になるまで割りつづけ、その余りを得ることで計算する。 35÷2=17117÷2=818÷2=404÷2=202÷2=101÷2=01100011 筆算では次のように書くことができる。 2)3512)1712)802)402)202)11100011 10進数の35を2進数に変換すると、その計算結果は100011になった。正しかったかどうかを確かめるために逆変換してみる。 1000111×25+1×21+1×201×32+1×2+1×132+2+135 35という結果が得られたので正しそうだ。 10進数を2進数に変換するPython3プログラム 10進数の正の整数を入力すると、その数値を2進数に変換するためのプログラムをPython3で書いてみた。 # 与えられた正の整数を2進数に変換して標準出力するプログラム # 実行方法は $ python3 ソースファイル名.py RADIX = ...